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【ネタバレ有】UNISON SQUARE GARDEN TOUR2018「MODE MOOD MODE」大阪フェスティバルホール1日目 ライブレポ

UNISON SQUARE GARDENのライブレポートです!

 

今回は七枚目のフルアルバム MODE MOOD MODEのツアーでした。

アルバムは擦り切れるくらい聴いていたし曲のラインナップから素晴らしい音楽体験が出来るのは容易に想像出来ていましたが彼等の凄いところは毎回想像の一回りも二回りも超えたライブをするところだと思います。

 

ではセトリを見ながら振り返ります。ネタバレなので注意です!

 

 

 

その前に以前僕はこのブログで今回のツアーのセットリストを予想する記事を書きました。

reoru-puyo29.hatenablog.com

01,Own Civilization(nano-mile met)

02,Dizzy Trickster

03,桜のあと(all quartets lead to the?)

04,場違いハミングバード

 

05,オーケストラを観にいこう

06,fake town baby

07,ため息shooting the MOON

08,フルカラープログラム

 

09,静謐甘美秋暮抒情

10,君が大人になってしまう前に

11,黄昏インザスパ

 

12,君の瞳に恋してない

13,Silent Libre Mirage

 

14,MIDNIGHT JUNGLE

15,instant EGOIST

16,フィクションフリーククライシス

17,シュガーソングとビターステップ

18,Invisible Sensation

19,シャンデリア・ワルツ

20.春が来てぼくら

21.10%roll,10%romance

 

EN

22,夢が覚めたら(at that river)

23,アイラブニージュー

24,mix juiceのいうとおり

これです。

そして下が今回実際にのセットリスト↓

 

 

 

 

 

01.Own Civilization(nano-mile met)
02.フルカラープログラム
03.シュガーソングとビターステップ
04.fake town baby
05.mix juiceのいうとおり
06.デイライ協奏楽団
07.フィクションフリーククライシス
08.ガリレオのショーケース
09.MIDNIGHT JUNGLE
10.サンタクロースは渋滞中
11.静謐甘美秋暮抒情
12.クローバー
13.オーケストラを観にいこう
14.Dizzy Trickster
15.桜のあと(all quartet lead to the?)
16.Invisible Sensation
17.場違いハミングバード
18.君の瞳に恋してない
EN
19.春が来てぼくら
20.10% roll,10% romance
21.アイラブニージュー

 

なんか所々当たってるような気がしませんか…?w

・Dizzy Trickster→桜のあと(all quartet lead to the?)

・春が来てぼくら→10% roll,10% romance

・アンコールでアイラブニージュー等

 

ただ僕の予想したセトリよりも本物の方がアルバムのツアー且つ21曲の中で色んな仕掛けが組み込まれた配置でやっぱプロはちげえってなりました笑

 

ライブを振り返ります。

 

01.Own Civilization(nano-mile met)
02.フルカラープログラム


今回僕自身も一曲目はアルバム一曲目であるOwn Civilization(nano-mile met)と予想はしていましたがInvisible Sensationが一曲目説も拭いきれずに居たので本当始まる直前ドキドキしてました。

Own Civilization(nano-mile met)のゆっくり迫ってくるような曲からUNISON SQUARE GARDENの代名詞であるフルカラープログラムで一気にユニゾンの世界へ引きまれました。フルカラープログラム大好きなので思わずうおおおおって叫んでしまいました笑

いつものユニゾンなら二曲目のそのままアルバムの二曲目、今回で言えばDizzy Tricksterが続けて演奏されることが多いんですけど今回は違いました。

どこかのインタビューでDizzy Tricksterはアルバムに一つTHEユニゾンって感じのユニゾンと言えばこれ!みたいな曲を入れたくてDizzy Tricksterを作ったと言っていてそれと同時にフルカラープログラムと同じじゃん笑って思われないかは心配ではあったみたいなことを言ってたのが伏線だったのかもしれません。

 

03.シュガーソングとビターステップ
04.fake town baby

間髪入れずシングルで畳み掛けてきました。シュガーソング三曲目説は一緒に観に来ていたSymくんがずっと言ってたけどお見事でした!

 

05.mix juiceのいうとおり
06.デイライ協奏楽団
07.フィクションフリーククライシス
08.ガリレオのショーケース
09.MIDNIGHT JUNGLE

ニゾンのセトリにありがちな変化球曲コーナーが今回かなり序盤でした。

隣で一緒に観ていたAshくんが今回初めてアーティストのライブ参加でそれまでの曲でも顔を見合わせてうおお!って言いまくってたんですけど特に好きと言っていたmix juiceのいうとおりのピアノのイントロが流れた瞬間こんなでかい声出せたんかってくらい叫んでてなんか今回ライブに誘ってよかったなって自分まで嬉しくなりました笑

 

デイライ協奏楽団演奏後に突然聞き覚えのある独特のベースラインとドラムのセッション。からの斎藤さんのギターが加わりフィクションフリーククライシス。この曲をめちゃ楽しみにしてたので思わず叫んでしまいました。

音源にも入っているラスサビの手拍子での突然の胡散臭い一体感みたいものに田淵さんの皮肉めいたものを感じて思わずにっこりしてしまいました笑

続けて何度も聴いてきたライブの定番曲の一つガリレオのショーケースの後に.MIDNIGHT JUNGLE。最初のミッドナイ...ジャンゴーーーがかっこよかった!

 

10.サンタクロースは渋滞中
11.静謐甘美秋暮抒情
12.クローバー

緑と赤の照明と共にクリスマスに流れてるメロディーを三人がセッションし始めて思わず え、まじかあ・・・ってなった今回一番予想できなかったサンタクロースは渋滞中。いや本当やると微塵も思ってなかったからめちゃ嬉しかったです。

 

そしてバラード枠。

静謐甘美秋暮抒情。後でちょっと触れますけどこの曲でまさか手拍子が起きるとは思わなったけどユニゾンの圧倒的演奏力でそれもすぐ止みました。

こういうしっとりした曲はやっぱライブで聴くとより透き通って聴こえて良いですね。

続けて僕が久しぶりに聴きたいいいって言ってたクローバー。サビの高音のところをライブでは裏声でやさしく歌ってるの好きです。田淵さんのコーラスも本当にきれいでした。

 

13.オーケストラを観にいこう

夏を連想させるようなオレンジ色のスクリーンと大阪フェスティバルホールという神音響を最大限に生かしたストリングスの音源が鳴ってオーケストラを観にいこうが始まりました。

曲の中盤から後半にかけてどんどんストリングスが迫り来るのが音源以上にわかって終始鳥肌立ってました。田淵さんのコーラスの時の表情が伝えたい時の真剣な表情だったのが印象的でした(harmonized finaleの時とかもそうだった)曲の終わりと同時にステージが一気に真っ暗になる演出が素晴らしくかったです。劇場で良い映画を観た後のような充実感がありました。

 

14.Dizzy Trickster
15.桜のあと(all quartet lead to the?)

 

今回のアルバムで特に気に入ってたDizzy Trickster。軽いセッションからスタートし田淵さんと斎藤さんが鈴木さんの方を向いて3人向かい合わせてイントロ始めたのが最高にカッコよかったです。

アウトロからそのまま桜のあと(all quartets lead to the?)。メドレーの繋ぎとしてほんとこの曲優秀ですよね笑 この曲やってる時の彼らは特に楽しそうで良い表情してる気がします。

 

16.Invisible Sensation
17.場違いハミングバード
18.君の瞳に恋してない

 

Invisible Sensationの前に鈴木さんのドラムソロ。今回も迫力満点且つポップで素晴らしかった!静止する演出がある中無理に手拍子する人がちらほら居たのがちょっとうーんってなったけど恐らくそれも想定していたのか冷静に対処しててプロだなあってなりました笑

そしてドラムソロが終わって鈴木さんがスティックで前方を指した瞬間パッと斎藤さんだけにピンスポットライト、そしてInvisible SensationInvisible Sensation信者の僕は大歓喜な演出でした。その後すかさず鈴木さんのカウントで始まるライブ特有の高速場違いハミングバード。ユニゾンを象徴する一曲だなぁと聴く度感じます。

 

そしてラスト!と斎藤さんが言って始まった今回のアルバムのリードトラックの君の瞳に恋してない 田淵さんが終始楽しそうでした笑

 

19.春が来てぼくら
20.10% roll,10% romance
21.アイラブニージュー

 

アンコールでステージ袖から出て来て楽器を持って突然始まる春が来てぼくら。この曲もライブ映えする優しくて綺麗な曲だなって思いました。クローバーとかfake town babyもそうだけどオクターブ上のコーラスの時の田淵さんの声元気良すぎてちょっと笑ってしまう笑

この曲が本編の最後だったりライブ一曲目になってる所もまた観てみたい。

 

そしてここでMC。そう、ここまで一切MCなかったんです。音楽だけでライブを成立されることが出来るのがUNISON SQUARE GARDENの凄いところですね。この間fhánaのギターの人と田淵さんの対談を記事で見てその時もMCを減らす事で飽きさせない、非日常的な空間を演出したいって言っててまさにそんな感じで自分は「なんだったんだこの素晴らしい時間は…」ってなってました。

MCは確か大阪フェスティバルホールめちゃ良いって周りから言われてたけどめちゃ良いわ!って話と炎上するからあまり大きな声では言えないけどお客さんの人数とかはどうでも良いけどこういう素晴らしい場所でずっと演奏出来るようにしたいなみたいな話をしんみりしてた気がします。

その後10%roll,10%romance→アイラブニージュー。

アイラブニージューでは田淵さんのお茶目な演出とかがあってニコニコしながら観てました笑

 

〜まとめ〜

同じタイトルのライブって二回観ることほぼほぼないんですけど本当にもう一回観たくて仕方がない位素晴らしいライブでした。

驚いたのは元々少なかったMCをもはや皆無にした事。今後どうなるかわからないけどあんな説得力のある演奏と歌があるなら喋らなくて良いんじゃないかとさえ思ってしまいました。

 

後はちょっと嫌な話になるけど今回のレポートでも触れた手拍子の話。

僕自身もUNISON SQUARE GARDENさんの考えと同じで音楽の楽しみ方は人それぞれあって自由に楽しむのが大前提だと思います。

ただバラードだったり明らかに静かにするべき演出で手拍子だったり大きな声を出したりって言うのは 本当にその楽しみ方があなたと楽曲にとって一番の楽しみ方なの?ってちょっと思います。手拍子は楽しみ方の1つであってそれがどの楽曲に対しても一番適切な楽しみ方かと言われるとうーんって感じです。

そういう人たちを否定するわけじゃないんです。ただ音楽の楽しみ方はあなたが知らないだけでもっともっと自由で楽しいかもしれないですよって思ったりします。

 

ただそんな事もどうでも良いくらいUNISON SQUARE GARDENさんのライブが最高でした。このバンドは何回観に行っても僕の期待を遥かに超えたライブをしてくれるのでまた次のライブを楽しみに日常へ戻りたいと思います。